警報送信の仕様

警報確認方法、送信内容と条件についてまとめています。

警報確認方法

警報メール

送信先メールアドレスはサーバ側の設定画面で入力します。

ブラウザ画面上での警報表示

  • おんどとり Web Storage画面にアラートメッセージを表示します。発生状況は[アラート通知]メニューから確認できます。
  • T&D Data Serverで設定したサーバアドレスを、Webブラウザのアドレスバーに入力して開いたモニタリング画面で警報表示を確認できます。 (詳細はT&D Data Serverヘルプをご覧ください。)

スマート端末上でのプッシュ通知、警報一覧

自動送信先がおんどとり Web Storageの場合、スマート端末にT&D Thermoをインストールして設定すると、プッシュ通知で警報を受信することができます。(詳細はT&D Thermoヘルプをご覧ください。)

機器画面での[ALM]表示

TR7A2/Aは、[ALM] マーク点滅で警報発生を確認できます。(TR-7nw/wb/wfは表示しません)

ログ

  • おんどとり Web Storageの [アラート通知] メニューから [アラートログ] を開きます。
  • T&D Data Server管理画面の [ログモニタ表示] ボタンから開きます。

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警報メール受信例

おんどとり Web Storage / T&D Data Serverは、機器から警報を受信した際に以下のようなメールを送信します。

以下は警報内容の例です。

上限値/下限値警報発生
上限値/下限値から正常復帰
センサ警報
センサ警報から正常復帰
センサ警報から正常復帰
上限値/下限値警報継続中
(TR7A2/A)
電池残量警報発生中
電池残量警報から正常復帰
警報解除 (TR7A2/A)
ウォッチドッグアラート
(1回目)
ウォッチドッグアラート
(2回目)
自動送信再開時のウォッチドッグアラート
(省電力設定しているTR7A2)

おんどとり Web Storageの監視機能です。(T&D Data Serverは対応しておりません)
(参照: 本ヘルプ内[おんどとり Web Storageを利用する] - [設定変更] - [ウォッチドッグ設定])

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警報の種類と条件(本体)

自動送信設定が有効かつ各警報設定がONの状態で、警報発生時、正常復帰時に送信します。

警報発生と正常復帰の条件

警報の種類(本体) 警報発生の条件 正常復帰の条件
上限値/下限値警報 設定した上限値/下限値を超えた状態が、警報判定時間以上経過 測定値が正常値に戻ったとき
ALM表示を消去したとき ※1
センサ警報 センサ異常 (未接続、断線など) の状態が、警報判定時間以上経過 センサが正常に戻り、測定可能になったとき
電池警報※2 電池残量の低下 新品電池をセットしたとき ※3

※1:TR7A2/Aに搭載している機能です。ALM表示消去は以下のいずれかを実行します。

※2:TR-7wfは対応していません。TR-71nw/72nw(-S/-H)はファームウェアVer.1.11以降、TR-75nwはファームウェアVer.1.04以降で対応しています。
※3:TR-7nw/wb/wfは外部給電された場合にも正常復帰します。

VFCモードでの警報発生と正常復帰の条件

対象機種: TR71A2 / 75A2, TR71A / 75A

警報の種類 警報発生の条件 正常復帰の条件
上限値/下限値警報 指定した記録間隔ごとに測定値を記録する時に、設定した上限値/下限値を超えている ALM表示を消去したとき
センサ警報 指定した記録間隔ごとに測定値を記録する時に、センサ異常 (未接続、断線など) を検出 センサが正常に戻り、測定可能になったとき
電池警報 電池残量の低下 新品電池をセットしたとき
ALM表示消去は、以下のいずれかを実行します。

警報解除について

TR7A2/Aは警報発生・正常復帰のほか、警報解除を通知する動作を追加しています。

対象機種: TR71A2/72A2/72A2-S/75A2, TR71A/72A/72A-S/75A
(TR71A/72A(-S)はファームウェアVer.1.19以降、TR75AはVer.1.05以降)

警報発生中に、以下のいずれかを実行して警報を解除できます。

  • 警報設定の変更
  • 記録開始
  • 電池切れ等による再起動 (機器リセット)

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警報送信に失敗したときの動作

データロガーとサーバ間の警報送信に失敗した場合

無線LAN通信失敗、データロガー電池消耗、T&D Data Serverが停止している(バックアップ中など)

TR7シリーズは次の自動送信のタイミングで、警報を送信します。

サーバが警報Eメール送信に失敗した場合

一時的にメールサーバと通信できない場合など

おんどとり Web Storageに受信済みのデータは、1日程度の間に定期的に再送します。
T&D Data Serverは、送信エラーから10分後に再送信処理を行います (2回まで) 。

機器内に保持できる警報イベント数

TR7A2/A:直近5件 (電池警報は2件) の警報イベントを保持します。
TR-7nw/wb/wf:直近1件の警報イベントを保持します。

動作例:
警報送信失敗中に[上限値警報発生]-[警報状態から復帰]の2つのイベントが発生した場合
TR7A2/Aはどちらも通知しますが、TR-7nw/wb/wfは[正常復帰]のみ通知します。

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