下記事項を確認してください。
現在値送信でEメールまたはFTPに送信される現在値データ(.xml)は、通常の記録データとは異なるファイルフォーマットとなっており、T&D Graphで開くことはできません。お客様が独自のプログラムを作成し、そのプログラムの中で現在値データを利用する場合にご使用ください。
詳しくは、システム連携をするを参照してください。
ネットワーク経由でも親機-子機間の電波強度を確認することができます。
RTR500BW 設定ユーティリティから電波強度を確認したい親機の設定画面を開き、[無線ルート設定]メニューの[電波強度の確認]ボタンをクリックすると親機-子機間の電波強度を確認できます。
下記事項を確認してください。
周波数チャンネルを変更するには、同一周波数チャンネルの子機(中継機)を全て削除した後、子機(中継機)を再登録する必要があります。再登録する際に周波数チャンネルを変更してください。
CH | 周波数(MHz) | CH | 周波数(MHz) |
---|---|---|---|
0 | 429.1750 | 6 | 429.2500 |
1 | 429.1875 | 7 | 429.2750 |
2 | 429.2000 | 8 | 429.3000 |
3 | 429.2125 | 9 | 429.3250 |
4 | 429.2250 | 10 | 429.3500 |
5 | 429.2375 | 11 | 429.3750 |
以下の方法で確認することができます。
専用アプリケーションデータ吸い上げツール を使用することにより、直接パソコンに記録データを吸い上げることができます。
詳しくは記録データを光通信で吸い上げるをご覧ください。
記録データ送信/現在値送信の時刻が重なった場合、設定した時間通りにデータの送信が行われない場合があります。
同時刻に複数の送信処理が発生した場合の優先度は、警報、現在値、記録データの順となっております。
詳しい仕様は、記録データ自動送信の仕様をご覧ください。
記録データの信頼性を保つため、吸い上げた記録データファイル(.trz)をソフトウェア上で修正することはできません。
記録データを修正するには、T&D Graphで記録データをテキスト形式(.csv)で別名保存し、市販の表計算ソフト等で編集してください。
テキスト形式で保存したデータはT&D Graphで開くことはできません。
記録データの信頼性を保つため、テキスト形式で保存したデータはT&D Graphで開くことはできません。
この状態は無線通信による記録データ吸い上げを手動で行う場合に以下の条件を全て満たすと発生します。
RTR-574/576から記録データを吸い上げる場合、チャンネルごとに2回にわけて吸い上げを行っています。
記録間隔が短いと無線通信実施中に測定値が増え、1回目・2回目のどちらか一方にしか測定値が存在しないケースが発生します。
RTR-500NW/500AWは、1回目・2回目の両方に存在する測定値のみを記録データとして出力するため、吸い上げた記録データ数が子機にある記録データ数より少なくなる場合があります。
以下の場合、RTR500BW 設定ユーティリティで指定したモニタリング間隔または送信間隔で現在値が更新されません。
子機の記録間隔が現在値のモニタリング間隔または送信間隔より長い場合
現在値モニタや、現在値送信時に使用される値は、子機の最新の記録値です。
子機の記録間隔が現在値のモニタリング間隔または送信間隔より長い場合、子機が次の記録を行うまで同じ値を使用することになるため、意図したモニタリングができません。子機の記録間隔が、現在値のモニタリング間隔または送信間隔より短くなるよう設定してください。
例: 子機の記録間隔1時間、現在値のモニタリング/送信間隔10分で設定 → 1時間しないと測定値が更新されない
子機の記録間隔が現在値のモニタリング間隔または送信間隔より長い場合
現在値送信で使用される値は、子機の最新の記録値です。
子機の記録間隔が、現在値のモニタリング間隔または送信間隔より短くなるよう設定してください。
例: 子機の記録間隔1時間、現在値送信間隔10分、Eメール送信で設定 → 10分毎にEメールが送信されるが、Eメール内の現在値は1時間しないと更新されない