ThermoStorage

ThermoStorageとは

データロガーをたくさん利用する場合に、一括で記録データを吸い上げつつ、おんどとり Web Storageに送信できるアプリケーションです。

対応OS: Android OS, iOS
詳しくはWebサイトにてご確認ください。
T&D Webサイト > ソフトウェア > ThermoStorage

 注意

おんどとり Web Storageでデータ共有したり、パソコンからデータを閲覧したりする場合は、ThermoStorageをご利用になる前におんどとり Web Storageにユーザ登録と機器の追加を行ってください。
(参照: 本ヘルプ[おんどとり Web Storageを使う]-[データ閲覧できるまでの設定手順])

  • 機器を追加する前にデータをおんどとり Web Storageに送信するとデータを確認できません。アプリ側のデータを削除して再度データを収集する必要があります。
  • ThermoStorageでデータ収集、おんどとり Web Storageへデータ送信する方法は[記録データ吸い上げ/送信の手順]を参照してください。

アプリケーションの選択について

TR4シリーズの後継機種となるTR4Aシリーズは「ThermoStorage」ではご利用いただけません。
「T&D Thermo」は、TR4シリーズ、TR4Aシリーズ、TR7シリーズ、TR32B(ease)に対応しており、データ吸い上げ・グラフ表示・データ送信・機器設定などの操作が可能です。
詳しくはWebサイトにてご確認ください。
T&D Webサイト > ソフトウェア > T&D Thermo
 注意
「T&D Thermo」には複数機器のデータを一括で吸い上げる機能はありません。

3つのタブ画面

[Main]、[History]、[Info]の3つのタブ画面で操作/確認ができます。

タブ

[Main]タブ

ThermoStorageを起動すると、Bluetooth®通信圏内にある機器をスキャンして[Main]タブにリスト表示します。

[Main]タブ画面を下にスワイプ(画面に指を触れ、上から下へ指を滑らせる)すると、Bluetooth接続をして機器リストを更新できます。

表示項目

選択

記録データを吸い上げるデータロガーを選択します。

新規

成功/失敗のカウントをリセットできます。

通信可能

通信可能なデータロガーです。
スキャンした順序で表示します。

実行中

吸い上げ実行中のデータロガーを表示します。

成功

記録データの吸い上げ/送信が成功したデータロガーを表示します。

失敗

記録データの吸い上げ/送信が失敗したデータロガーを表示します。

実行前

データ吸い上げを実行していないデータロガーです。

吸い上げ詳細画面へ

[History]タブの吸い上げ詳細を表示します。
参照:[吸い上げ詳細と通信ステータス]

セキュリティON/OFF

ThermoRECにより本体セキュリティがONに設定されています
データ吸い上げ不可
データ吸い上げ可 (登録コード設定したデータロガー)
ThermoStorage登録コード設定をすると、データ吸い上げが可能になります。

記録データ吸い上げ/送信の手順

記録データの送信先はおんどとり Web Storageです。

  1. [Main]タブをスキャン(スワイプ)して最新の状態にします。

  2. [選択]をタップすると、チェックボックスを表示します。

  3. [全て選択]をタップするか、チェックボックスで対象機器を選択します。

    対象機器を選択
  4. 画面下の[吸い上げ]をタップすると、吸い上げと同時におんどとり Web Storageへ記録データを送信します。

    [中止]をタップして通信を中止できます。

    通信中(実行中)のプログレスバー
  • 通信は1台ずつ行います。通信中は[実行中] とプログレスバーを表示します。
  • 通信が完了した機器には[成功] [失敗] で結果を表示します。
  • フルデータの場合、1台あたりの通信時間は約2分です。
 注意

以下の状態になると通信エラーになる場合があります。

  • 実行中にスマートフォン/タブレットがスリープ状態になる
  • 実行中に他のアプリケーションを開く
  • Bluetooth通信圏内から離れる
  • データロガーの電池残量が不足している

登録コード設定

ThermoRECで本体セキュリティをONに設定したデータロガーはデータ取得を制限しているため、別のスマートフォン/タブレットでThermoStorageを起動するとが表示され、データ吸い上げはできません。
データロガーの登録コードを設定しているスマートフォン/タブレットからはデータ吸い上げが可能です。

  1. [Main]タブ上でスキャンして最新の状態にします。

  2. の対象データロガーをタップします。

  3. 画面右下のをタップして、登録コード設定画面へ進んでください。

  4. 製品付属のラベルに記載されている登録コードを入力し、[登録]をタップします。

  5. [Main]タブを開いてに変わってれば、データ吸い上げ/送信ができます。

[History]タブ

過去に通信したデータロガーと直近の吸い上げ日時を表示します。

すべて
過去に通信したデータロガー(成功件数と失敗件数の合計)
成功(件数)
前回の通信が成功したデータロガーを絞り込んで表示
失敗(件数)
前回の通信が失敗したデータロガーを絞り込んで表示

吸い上げ詳細と通信ステータス

タップすると、そのデータロガーの吸い上げ詳細(通信履歴)を確認できます。

  • 一番上が直近の通信履歴です。
  • [Main]タブ、[History]タブのリストの[成功] [失敗] は直近の通信ステータスによります。

[Info]タブ

サポートメニューを開きます。

  • アプリのバージョン情報
  • ヘルプ(本ドキュメント)
  • おんどとりWeb Storage(サイトリンク)
  • T&Dウェブサイト(サイトリンク)
  • オンラインショップ(サイトリンク)