登録したデータロガーの温度データをモニタリング、グラフ表示するためのアプリケーションです。
グラフ表示しながら記録データをおんどとり Web Storageに送信します。
対応OS: Android OS, iOS
詳しくはWebサイトにてご確認ください。
T&D Webサイト > ソフトウェア > ThermoREC
おんどとり Web Storageでデータ共有したり、パソコンからデータを閲覧したりする場合は、ThermoRECをご利用になる前におんどとり Web Storageにユーザ登録と機器の追加を行ってください。 (参照: 本ヘルプ[おんどとり Web Storageを使う]-[データ閲覧できるまでの設定手順])
ThermoRECを初めてご利用になるときは、アプリにデータロガーの登録コードを追加して、Bluetooth®で通信/操作できるようにします。
初期画面をタップすると、Bluetooth通信圏内にあるデータロガーを機器型番とシリアル番号でリスト表示します。
機器をタップすると、登録コード入力画面に進みます。
[手動で追加]をタップすると、シリアル番号と登録コードの入力画面に進みます。(手元にない機器を追加することができます。)
製品付属のラベルに記載されている登録コード/シリアル番号を入力して[追加]ボタンをタップします。
必要な台数分を追加したら、[<戻る]をタップして完了します。
スマートフォン/タブレットを機種変更した場合は、新たに登録コードを追加する必要があります。
登録コードを追加した後にThermoRECを起動すると最初に表示する画面です。
アプリのバージョン情報
アプリの設定 (データ送信先)
ヘルプ (本ドキュメント)
サポート情報(サイトリンク/新着情報があると赤丸(バッジ)がつきます)
T&D Webサイト(サイトリンク)
オンラインショップ(サイトリンク)
OSにより表示/操作が異なります。
Android:
複数データをグラフ表示します。
iOS:
登録機器リストの並べ替えまたは登録機器の削除ができます。
動作可能
電池交換時期
電池低下は通信エラーの原因になります。
タップして機器検索の目印にできます。
表示: ON
非表示: OFF
[機器の設定]で切り替えます。
新たに機器の登録コードを追加します。
OSにより操作が異なります。
iOS:
トップ画面の[編集]をタップします。
をドラッグして任意の場所に移動します。
[完了]をタップして並べ替えを確定します。
Android:
機器名称を長押しします。
グレー表示になったら任意の場所にドラッグして移動します。
OSにより操作が異なります。
登録機器を削除すると、スマートフォン/タブレット端末内に保存された記録データも削除するので、[過去のグラフ]の閲覧/操作ができなくなります。
iOS:
トップ画面の[編集]をタップします。
表示したアイコン ()-[削除]の順にタップします。
確認メッセージを表示します。[はい]か[いいえ]をタップして確定します。
[完了]をタップしてトップ画面に戻ります。
Android:
トップ画面の対象機器の操作メニューから、[この機器を削除する]を選択します。
グラフ表示中は現在値モニタリングと記録データの吸い上げを同時に行います。吸い上げた記録データはスマートフォン/タブレット端末に保存されます。
トップ画面で対象機器の現在値をタップするか、操作メニュー()から[グラフ表示]を選択するとグラフ表示します。
前画面(トップ画面)に戻ります。同時におんどとり Web Storageへ記録データを自動送信します。
グラフ上の任意の場所でタップするとカーソルを表示します。カーソル位置の日時と測定値を表示しています。
グラフ上でピンチイン/アウトするとグラフの拡大縮小ができます。
横スライドして16通りから選択できます。
現在値のモニタリングとデータ吸い上げを一時停止します。
再開します。
5通りから選択できます。
Android版は4台まで表示可能です。
Android端末は4台まで同時にグラフ表示できます。
トップ画面でをタップします。
対象機器を選択します。(4台まで)
[グラフ表示]をタップします。
トップ画面の操作メニュー()から[過去のグラフ]を選択して開きます。
スマートフォン/タブレット端末に保存されているデータの総数と記録期間です。
範囲を指定して、データ数を絞り込むことができます。
グラフ表示: データをグラフ表示します。
ファイルで送信: データ(CSV)をメールに添付して送信します。
データを削除: データをスマートフォン/タブレット端末から削除します。
トップ画面の操作メニュー()から[機器設定]を選択して開きます。
項目をタップすると設定画面を開きます。
記録開始のタイミングで子機内部の記録データは消去されます。記録データが必要な場合は先におんどとり Web Storageに吸い上げてから設定してください。
記録設定の初期値:
即時スタート / 記録間隔10分 / エンドレス / センサタイプK (TR45)
記録間隔 | 期間 |
---|---|
1秒 | 約4時間 |
30秒 | 約5日 |
1分 | 約11日 |
10分 | 約111日 |
60分 | 約1年10ヶ月 |
字数の目安は全角で2~5文字、半角英数字で最大16文字です。
¥/:;,*?"<>|&' は入力不可 / UTF-8使用
測定値の調整ができます。(参照: [アジャストメント調整例])
1点で調整: すべての測定値に対して同じオフセットで調整を行う場合に使用
2点で調整: 広い範囲に対して調整を行う場合や、1点調整では対応できない場合に使用
セキュリティをONに設定すると通信時に登録コードが必須となり、意図しない端末からの通信接続を防ぐことができます。
TR4は最新です: タップしてご利用中のファームウェアバージョン、Bluetoothバージョンを別画面で確認できます。
新しいファームウェアがあります: タップして現在ご利用中のバージョンと、最新バージョン情報を別画面で確認できます。 [開始]ボタンをタップするとアップデートを開始します。
測定値の調整を行うと、データロガーは調整後の測定値を表示/記録します。
調整式 (Y=aX+b) の傾き "a" を1として、切片 "b" のみを変更した式です。
例えば、子機の測定値が10.2°Cの時に基準の温度計が10°Cの場合、調整前の値に "10.2"、調整後の値に "10" と入力します。調整式はY=X−0.2となり、全域で−0.2のオフセットとなります。
2点間より傾きaと切片bを計算した調整式です。
例えば、子機の測定値が0.2°Cと9.6°Cの時に基準の温度計が0°Cと10°Cの場合、調整前の値に "0.2" と "9.6"、調整後の値に "0" と "10" を入力します。この時の傾きaは (10−0)/(9.6−0.2)=1.06となります。
調整式はY=1.06X−0.213となり、切片は−0.213になります。
設定には十分注意し、ご自身の責任において行ってください。