DoValveは広範囲 / 大流量用の散水タイマーです。農業用ビニールハウス内、施設屋上・壁面緑化の水やり・大型エアコン室外機冷却・タンク / 水槽への注水などに利用されています。
適用流量、水圧、設置場所の条件、別途ご準備いただく物など、ご利用になる前にご確認ください。
DoValveは制御部 (DOV-BT)とバルブ部 (DOV-25)をセットにして動作します。
本ヘルプではDoValve(制御部とバルブ部を合わせた状態)を"本体"または"機器"と表記している場合があります。
制御部を引っ張るようにしてバルブ部から分離できます。
はめるときは、それぞれの接続部にゴミ、汚れが付着していないことを確認してから、カチンと音がするまで制御部を強めに押し込みます。
電池フタを回して外します。
リチウム電池CR123Aを押し込むようにセットします。(プラスが手前)
フタを閉めます。(凸部を合わせる)
無線LAN通信 | 無線LAN通信間隔(通信休止設定: 12時間) | |||||
OFF | 1日4回 | 10分 | 1時間 | 2時間 | ||
バルブ開閉 回数/日 |
4回 | 1年以上 | 約8ヶ月 | 約1ヶ月 | 約4ヶ月 | 約6ヶ月 |
10回 | 約10ヶ月 | 約6ヶ月 | 約1ヶ月 | 約4ヶ月 | 約5ヶ月 | |
100回 | 約2ヶ月 | 約1ヶ月 | 約0.5ヶ月 | 約1ヶ月 | 約1ヶ月 |
電池寿命は通信回数、バルブ開閉回数、周辺温度、ネットワーク環境、電池性能などにより異なります。
温度センサを接続しない場合は、接続ジャックのゴムキャップは外さずに使用してください。
バルブソケットは別途ご準備ください。
バルブソケットのネジ部にシールテープを3回ほど巻き、ネジ部の首下寸法が8~9mmになるまでバルブ部の口にねじ込みます。(ねじ込み過ぎも破損の原因になります)
5mm
15mm
防雨形IP33と設置場所
制御部の操作パネル面に対し、垂直から左右60度以内からの方向に落下する水滴によって有害な影響を受けない構造で、多少の雨、夜露、朝露程度であれば問題はありませんが、斜め、横方向、あるいは下方向(地面からの跳ね返りなど)からかかる水は制御部の故障原因になります。強い風雨がかからない場所に取り付けることをおすすめします。
表示: 散水中
非表示: 停止中
: 動作可能
: 電池交換時期
: 動作不可
点滅: 通信中
3本同時点灯: 通信成功
3本同時点滅: アクセスポイント接続エラー
2本交互点滅: サーバ接続エラー
温度センサを接続するとセンサ1と2の測定値を交互に表示します。
センサ1(センサケーブル先端の温度)
センサ2(モジュールの温度)
参照: [温度センサTSB-1351]
長押し: 即時散水開始(10分間)
散水中に押す: 即時散水停止
タイマー設定の詳細は本ヘルプ内[アプリ T&D SmartValve]で説明しています。
タイマー設定なし(工場出荷時の状態)
次回の散水予定時刻の表示例
散水の残り時間の表示例
1分未満になると秒で表示します。
配管の末端まで水が流れても差し支えないことを確認してからテストを行ってください。
本体の散水ボタン()を長押しすると10分間散水をします。
散水できているか、また、実際に水が出るまでの時間や水量を確認してください。
バルブ部と配管の接続部に水漏れがないか確認してください。
散水中に散水ボタン()を押すと散水を中止します。
水が止まることを確認してください。
以上の点に問題がなく、動作が改善しないときは、本体内に異物(小石、ビニール、配管のサビなど)が詰まっている可能性があります。
お買い求めいただいた代理店もしくはサポートよりお問い合わせください。
機器を取り外すときは手順を守ってください。バルブ部や配管に水圧がかかったままですと、水が勢いよく飛び散ります。
冬期など長期間利用しない場合、機器は取り外して保管するようにしてください。
水栓の元を閉めます。
本体の散水ボタン()を長押しして、散水を開始します。
本体と配管内にたまっている水を出しきります。
散水ボタン()を押して、散水を中止します。
制御部を外します。
バルブ部を配管から外すときは、接続部を破損しないように引き抜いてください。
本体を工場出荷時の状態に戻します。
電池を外し、電池アイコンが動作不可()の状態になるまで待ちます。
本体の散水ボタン()を押しながら電池を入れ直し、さらに約10秒間押し続けます。
画面が全灯してから一旦消灯します。最終的に以下の表示に切り替われば初期化完了です。