警報監視の仕様

警報監視処理の流れ

RTR-500MBS-Aは子機の監視を、警報監視間隔で指定した時間毎に、以下の流れで警報監視処理を行います。
ただし、接点入力についてはONになった時点で警報を送信します。

  1. RTR-500MBS-Aは警報監視対象のすべての子機と無線通信し、警報送信に必要なデータを取得する。
  2. 警報送信の条件を満たしているか、または警報状態が解除されたか確認する。
  3. 上記2の結果、警報送信が必要な場合、警報を送信する。

他の処理と重なった場合の動作について

RTR-500MBS-Aは警報を優先して送信します。

  • 記録データ吸い上げ処理と重なった場合、記録データ吸い上げ処理完了後に警報が送信されます。
  • 現在値送信処理と重なった場合、警報送信処理完了後に現在値が送信されます。

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警報送信の条件

下記すべての条件を満たす場合、RTR-500MBS-Aは警報を送信します。

*RTR-500MBSは下記[警報の種類]のいずれかに一致、または警報状態が解除された場合に警報を送信します。

警報の種類

*1) 急激な温度変化により、上限値/下限値の範囲を一時的に超えた場合(警報判定時間以下)は、上下限値警報と判断しません。

*1) 警報条件設定にて電池警報が有効に設定されている必要があります。

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警報送信処理に失敗した場合の動作

RTR-500MBS-Aは警報送信処理に失敗した場合、下記動作を行います。

注意

警報送信先を複数指定した場合、そのうち1件でも送信に成功すると、RTR-500MBS-Aは警報送信処理を成功とみなします。

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