親機を遠隔操作する

携帯電話よりSMS(ショートメッセージサービス)を送信することにより、親機を遠隔操作することができます。

携帯電話より送信するSMSを、SMSコマンドと呼びます。

注意

初期設定

  1. RTR-500MBS 設定ユーティリティの設定画面より、[親機設定]メニューを開きます。
  2. [親機設定]メニューで以下の情報を入力します。

    SMSコマンド ON
    SMSコマンド暗証番号 親機への不正アクセスを防ぐための暗証番号です。4桁の英数字で設定します。
    入力が完了したら[適用]ボタンをクリックします。

SMSコマンドを送信する

参考

RTR-500MBS 設定ユーティリティ警報監視現在値送信/記録データの送信設定が無効に設定されている場合、startコマンドで後から有効にすることはできません。SMSコマンドを使用する場合は、RTR-500MBS 設定ユーティリティであらかじめ有効に設定しておく必要があります。

  1. 携帯電話より、SMS新規作成画面を開きます。
  2. 利用したいコマンドに合わせ、SMS本文を下記フォーマットで作成します。

    注意

    • RTR-500MBS 設定ユーティリティで警報監視/現在値送信/記録データの送信設定が正常に完了していない場合、SMSが返信されても正しく動作しません。
    • SMSコマンドではあらかじめ有効に設定された機能の中の特定機能のみを動作開始することはできません(例: 警報監視機能のみ動作開始させることはできない)。
    • フォーマットが正しくないとSMSコマンドは無視されます。余分なスペースの入力、カンマとピリオドの間違いなどにご注意ください。

    参考

    readコマンドでは、前回吸い上げた時間からreadコマンドを受け付けた時間までの記録データが送信されます。
    次回にreadコマンドまたは自動吸い上げで吸い上げる際の記録データは、今回readコマンドで吸い上げた以降の記録データが送信されます。

  3. 携帯電話から親機宛にSMSを送信します。
  4. 親機から、正常にコマンドを受け付けたことを示す、応答用SMSが届きます。

    注意

    SMSコマンド暗証番号の入力ミス時など、コマンドが受け付けられない場合には応答用のSMSを送信しません。