無線通信機器の設置時の注意事項

金属からできるだけ離し、見通しの良い高い位置に設置してください。

• 壁、床、階段、柵、机などは金属が含まれている場合が多いのでご注意ください。
  屋内外で通信する場合、電波が透過しやすい窓際などに設置してください。
• 金属の壁、板等から30cm以上離して設置してください。
• 冷凍/冷蔵庫など、金属製のボックス内に設置する場合は通信距離が短くなります。
  電波はドア側から抜け出ることが多いので、設置する場合はドア側に設置してください。
• コンクリートは電波を遮ります。コンクリート壁で仕切られた部屋間などでは無線通信エラーが起きやすくなりますのでご注意ください。
• アンテナを物や壁から離して設置してください。
  

ノイズを発生しやすい物からできるだけ離してください。

• 産業機器、電子機器、蛍光灯などノイズを発生する物があります。
  このような機器からなるべく1m以上離して設置してください。
• パソコンなど強いノイズが発生する装置からは、1m以上離して設置してください。
• 無線通信機器の近くに他の電線がないことを確認し設置してください。
  電源ケーブルや電話線、LANケーブルなどにご注意ください。

植物や土壌など水分の多い物質は電波を吸収します。
なるべく無線通信が行われる機器間に入れない、または近くに置かないようご注意ください。

• 温室での温度測定において作物が生い茂ってきたとき、通信エラーが多くなった事例があります。
• 地面には直接置かないでください。

同一周波数の電波が多い場所には置かないでください。

• 通信不良が起こりやすいだけでなく、電池寿命も短くなります。
• 同一周波数の機器が同時に無線通信する可能性がある場所で機器を使用する場合は、周波数チャンネルを変えてください。(弊社無線機器の周波数帯については製品仕様をご覧ください)

設置後に電波強度を確認してください。

• ソフトウェアで電波強度を確認する場合
  RTR-500DC 設定ユーティリティの[無線ルート設定]メニューから電波強度の確認を行ってください。
• RTR-500DC本体から電波強度を確認する場合
  本体のメニューから[WL モニタリング]-[子機指定]を実行し、画面に表示されるアンテナで、電波強度を確認してください。詳細は付属の操作ガイド-本体編を参照してください。