使用事例

東京海洋大学様

東京海洋大学様

館山ステーションにて温度管理と光熱機器の通電管理システムを導入!

東京海洋大学様は、海洋に関わる教育・研究を中心とした「東京湾臨海フィールド」の館山ステーションにて、海水タンクや養殖用水槽などの温度管理と、光熱機器の電源管理(通電)を目的として、ワイヤレスデータロガーRTR-500シリーズを導入されました。

導入の背景

水産資源の保護・育成は重要さが増すことはあっても減ることはありません。今回の導入は、国立大学法人東京海洋大学 海洋科学部 海洋生物資源学科の助教である矢澤良輔博士が中心となり実現したものです。矢澤先生ならびに関係各位のご協力にお礼申し上げます。

RTR-500シリーズを導入

導入したRTR-500シリーズは、温度変化を的確に捉えるセンサ外付けの子機(RTR-502)と、記録データを無線通信で収集する親機(RTR-500AW)で構成し、一部通信状態が不安定な場所に中継機(RTR-500C)を配置しました。また、電圧データロガー(RTR-505-V)のセンサを加工して、クランプ式交流電流センサと結線し、光熱機器の通電チェックをしています。

親機(RTR-500AW)は、施設内を数ブロックに分けて複数台設置し、ネットワークでデータを一括収集します。

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導入機種

RTR-500シリーズ
RTR-502/502L

RTR-502

RTR-505-V/505-VL

RTR-505-V

RTR-500C

RTR-500C

RTR-500NW/AW

RTR-500AW

導入のイメージ

施設内はもちろん、遠隔地からのモニタリングを実現するために、既存のインターネット環境を利用して無線LANアクセスポイントと、無線LAN対応のRTR-500AWを接続してワイヤレスのネットワークを構築しました。

予め設定しておいた正常値とされる温度範囲を超えた(または下回った)場合や、通電異常が発生した場合には、警報メールが指定の端末(パソコンや携帯電話など)に送信され、異常箇所のチェックをタイムリーに行うことができます。

そういった警報メールの送信や記録データの収集は、ワイヤレスネットワークを介してスムーズに行われます。

主な設置場所

原海水やタンク内の温度をリアルタイムでモニタリング

使用しているデータロガーは、IP64の防まつ型・生活防水タイプですが、センサ取付部分は、配慮してビニール袋で覆うといった対策を施しています。

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子機(RTR-502)から親機(RTR-500AW)へは、特定小電力無線が安定して通信できる場所を選んで設置しました。安定した無線通信環境が得られない場所には、中継機(RTR-500C)を取付けて無線の到達距離を延長しています。

子機設置にあたり、オプション品の壁面アタッチメントのほか、上から吊ったりパイプや柱に結束バンドで取付けたりしながら適宜対応しました。

各所に設置した子機が計測・記録したデータは、管理用パソコンで一括管理するために一旦親機に一括収集されます。

親機が収集した記録データは、無線LAN(IEEE802.11b/g)にて無線LANアクセスポイントに転送されます。

無線LANアクセスポイントからは、既設の無線ルータを経由してインターネットに接続し、記録データの管理・遠隔地からのモニタリングなどを可能とします。

また、予め設定したしきい値に達した場合は、警報メールにより該当箇所の状況が送信されるよう設定しました。

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館山ステーションは房総半島南西端近くに位置しており、東京湾をはさんで対岸には三浦半島を望むことができます。また、敷地は海からほど近く各施設は航空写真でもわかるとおり点在しています。このように離れた場所で数カ所、計測を行い、その記録データを一括管理するためには、ワイヤレスネットワークシステムは大変有効な方法となりました。

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通電異常チェックの方法

光熱機器の通電チェックには、小型クランプ式交流電流センサを利用しました。株式会社ユー・アール・ディー製の取付けが容易なナイロンスプリング・ワンタッチクランプ型センサーです。電圧ロガー(RTR-505-V)と結線することで温度や湿度と同様に通電異常を検知することができます。RTR-505-Vの電圧信号入力部は、モジュール先端にクランプセンサ側からの剥き線をそのまま接続するだけです。クランプセンサは、電源が不要でセンサからDC0~5Vの電圧信号を出力します。定格電流に応じてセンサのラインアップがありますが、今回はCTT-10-CLS-CV10を使用しました。

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